2020/10/28(水) コレ、何だか解りますか?

水中の浅瀬で良く見かけるものですが、コレは通称「砂茶碗」。何かと言うと「ツメタガイの卵塊」、なんと貝の卵が砂と固められたものなんです。



ツメタガイは、浅瀬でアサリとかに小さな穴を開けて中身を食べちゃう奴です💧

[caption id="attachment_1242" align="alignleft" width="300"] ツメタガイ[/caption]

 

 

 

 

 

潮干狩りでアサリ取っても中身が無いみたいなのは大体コレに食べられちゃったからです。

[caption id="attachment_1246" align="alignleft" width="300"] 穴をあけられて中身を食べられちゃったアサリ(^^;[/caption]

そのツメタガイが、砂中で産卵して自分のまわりの砂に卵を粘液ごと壁面に押しつけるようにして産み付けると周囲の砂と一緒に固まって、あの茶碗みたいな形になるそうです。

触るとゴムみたいな感じで、人工物かと思える感じで、普通に通り過ぎちゃうものなんですが、今度、海中で見かけたらしみじみ観察してみましょう👀✨